チャーリー・ブラウン
読者はみな、ツキのないチャーリー・ブラウンをまるで自分みたいだ!と思うことだろう。
彼がパレードや野球の試合に出ると、必ず雨が降る。些細なことをいつも心配する彼にとって
人生そのものが、雨模様といった具合。
人生の意味をいつも真剣に考えているのに、友達には"石頭"と呼ばれてしまう。
格好なジョークの的にされては、すぐに落ち込んでしまう彼だが、
自分からはめったに人を傷つけるような発言はしない。
トレードマークのジグザグ模様のシャツを着て、ポケットに両手を突っ込み、
ルーシーの精神分析スタンドにうなだれて歩ていく、チャーリー・ブラウンの姿は
遠くからでもよく目立つ。彼は思いやりがあり、気さくで、礼儀正しい。
彼は野球の試合に勝てない、赤毛の女の子に想いが通じない。
ルーシーが持っているフットボールも蹴れないし、凧揚げが下手なのもお見通しだ。
けれど、みんながチャーリー・ブラウンを愛している。
友達は彼を優柔不断と呼ぶが、彼は常に逆境に打ち勝つ勇気を持っているのだ。
スヌーピーとは?
スヌーピー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スヌーピー( Snoopy )はアメリカの漫画家、チャールズ・モンロー・シュルツが1950年から書き始めた漫画『ピーナッツ』に登場するビーグル犬。主人公チャーリー・ブラウン少年の飼い犬である。趣味は変装、スポーツ、小説の執筆など多岐にわたる。生まれたのは「デイジーヒル子犬園」で、8匹兄弟の1匹。誕生秘話を語るアニメ作品もある。漫画に登場するのは連載開始から2日後の1950年10月4日のことである。
世界的に知られるキャラクターであり、その愛らしさから日本でも人気が高い。日本においては、スヌーピーという名前自体が漫画『ピーナッツ』を指す代名詞となっている。
キャラクター
スヌーピーはチャーリー・ブラウンの飼い犬である。ふたりの絆は深いが、いつまでたってもチャーリーの名前を覚えず「丸頭の男の子(round-headed boy)」と呼んでいる。連載当初は普通のビーグル犬だったが、回が進むごとに知的になり、二足歩行ができるようになり、ついには著作活動を始め、弁護士や医者、果ては戦闘機のパイロットになりきったりするようになった。しかし人間の言葉は喋れないので(吠える描写が繰り返し出て来る)、彼のセリフは実際に喋っていることではなく、彼が頭の中で考えていることである(ただしチャーリー・ブラウンには通じていると思われる描写がある)。誕生月は8月。日にちは10日、または28日とされるがはっきりしない。
好きな物はチョコチップクッキーやピザ、ルートビアなど。また、猟犬であるにもかかわらずウサギが大好きである。苦手な物は隣に住む猫(名前はWW2、すなわち「第二次世界大戦」)やココナッツ、ビーツなど。閉所恐怖症なので犬小屋の屋根の上で眠る。眠っていても屋根から落ちないのは作者曰く「渡り鳥の足と同じで、耳の筋肉が収縮して屋根につかまって落ちないようにしているから」らしい。また草叢恐怖症でもある。視力が悪く普段はコンタクトレンズをしている。後悔していることは髭を生やさなかったことなど。恋多き性格で、何度か結婚寸前まで話が進んだこともあるが何れも破局。結婚式の直前に媒酌人を頼んだ兄のスパイクに婚約者を奪われたこともある。
1980年頃からスケートリンクの製氷車「ザンボーニ」の運転を始め、1991年には「世界一のザンボーニ・ドライバー」としてザンボーニ社から表彰されている。
なお、耳を回転させることにより、ヘリコプターのように飛行することが可能。またナルシストでもあり、「水皿の水にぼくのかおがうつっている。ぼくはのどが渇いているけどこの水をのみほせばぼくのかおは見れなくなる。ならぼくを見ているほうがいいや。」といった発言もある。
犬小屋
彼の住んでいる犬小屋は、四次元空間なのか、はたまた地下室でもあるのか(チャーリー・ブラウンの話では階段があるので地下室はあるようだ)、外見では想像出来ないほど広い(ライナスが逃げ込んだりテレビを見ていたりする)。玄関ホールにはカーペットが敷いてあり、観葉植物が置かれていたりテレビやエアコン、さらに卓球台やビリヤード台が設置してあるという。犬小屋の中はいくつかの部屋に区切られており、図書室などもある。時々チャーリー・ブラウンやライナス、シュローダーが彼の家の大掃除を手伝う。かつてはゴッホの絵が飾られており(1966年9月19日の火事で焼失)、現在はワイエスの絵が飾られている。スヌーピーが隣の猫をからかうたびにしょっちゅう破壊される。
初期は斜めから見たアングルでも描かれていたが、次第に横から見た図しか描かれなくなった。作者によれば、犬小屋も横からしか描かなければ、読者もスヌーピーの「なりきり」(例えば、飛行士に扮したスヌーピーにとっては、単なる犬小屋も戦闘機である)により感情移入できるのではないかと考えたからだという。地下室のネタもこの頃から始まっている。
ごはん皿、水皿
スヌーピーはさまざまな色の皿を持っているが、通常は赤い皿をごはん皿、黄色い皿を水皿として使用している。皿の直径は10.25cm(皿を5280回廻ると1マイルということから)。皿は虫たちの競技大会のスタジアムとして使用されることもある。冬には皿に乗って、ソリ遊びのようにして楽しむ。
ごはん皿はスヌーピーにとって重要なアイテムである。旅に出かけるときも、ごはん皿を帽子のように被りどこにでも持ち歩く。しかし、食いしん坊のスヌーピーはドッグフードを食べる際に皿を嘗め回すので、すぐに皿の底に穴を開けてしまう。その消費量はすさまじく、これ以上皿を買い換えるならばチャーリーの父親の散髪屋をたたまなければならなくなるといわれたほどである。
水皿は犬小屋並みにミステリアスである。この水皿では釣りをすることも出来るし、果てはホエールウォッチングをすることも出来る。水皿に頭をつっ込むことがスヌーピーにとって最高のリラックス法である。
スヌーピーの兄弟・家族
スパイク(Spike)
帽子と髭がトレードマークのスヌーピーの兄。スヌーピーは兄弟の中で彼と一番親しい。他の兄弟と比べるとひょろひょろでかなり痩せているが、本人自身は痩せてるのではなく「スッキリしているんだ」とのこと。ニードルス近辺の荒野に独りで暮らしている。話し相手はサボテンのジョーと岩。サボテンの集会"サボテン・クラブ"では会長を務める。不動産事務所を営んでいる。かつては猟犬として人間に飼われていたこともあったが、追いかけていたウサギが道路に飛び出し車にはねられてしまったことにショックを受け、誰も傷つけず、誰にも傷つけられない荒野へ引っ込んだという。スヌーピーの婚約者と駆け落ちしたことがある(その後、当の婚約者はコヨーテと駆け落ちしてしまった)。ミッキーマウスと知り合いで、靴をもらったことがある。実はスヌーピー以外でウッドストックの言葉を理解できるキャラでもある。(ウッドストックが月と間違ってニードルズに着いた際、ちゃんと彼と話ができていることから。)ちなみに、彼の名前はスヌーピーのモデルとなった作者少年時代の飼い犬の名前をそのまま使用している。
オラフ(Olaf)
スヌーピーの弟。醜犬コンテストで優勝した経験があるほどの太っちょ。しかし、本人自身は太ってるのではなく「ふっくらしているんだ」とのこと。兄弟の中で最も大食いであるが、スヌーピー同様ココナッツは苦手。つぼを口に当て、音を鳴らすことが出来る。
アンディ(Andy)
スヌーピーの兄弟。(兄か弟かは不明。)毛がふさふさしているという点を除けばスヌーピーにそっくり。オラフと一緒にスパイクの住む砂漠を捜し続けている。
マーブルス(Marbles)
スヌーピーの弟。名前のとおり耳や体の模様がぶち(アニメではぶちは茶色)。スヌーピーの変装癖が理解できずに放浪の旅に出てしまう。
ベル(Belle)
スヌーピーの妹。パッチリとした目が特徴。アニメ『ピンクパンサー』のようなひょろ長い体の息子とカンザスシティに住んでいる。
ローバー(Rover)
スヌーピーの兄弟。1992年のテレビスペシャル「スヌーピーズ・リユニオン(邦題:スヌーピー誕生)」で登場。『ピーナッツ』の世界では登場していない。
モーリー(Molly)
スヌーピーの兄弟。上記ローバーと同様。
スヌーピーの両親
白髭をたくわえたスヌーピーの父親はフロリダで隠居生活をしている。またスヌーピーは母親から(小説の投稿を断られるのと同様に)家族への手紙を断られてしまった。また母親はファックスを持っているらしい。
スヌーピーの変装
スヌーピーは知的になるに従って、多くの仮装をするようになった。ジョー・クールや第一次大戦の撃墜王などその数は140を超えると言われる。
ジョー・クール(joe cool)
サングラスがトレードマークのクール(?)な大学生。キャンパスをぶらぶらしてガールハントをしている。
第一次世界大戦の撃墜王(the world war 1 flying ace)
愛機「ソッピースキャメル」を操縦し、颯爽と大空を駆けめぐるパイロット。「フォッカー三葉機(フォッカー Dr.1)」に乗るライバルのレッド・バロンとの空中戦を繰り広げる。夜になると小さなカフェ(マーシーの家。給仕はもちろん彼女)へ行き、ルートビアを楽しむ。この、ゴーグル付き飛行帽・マフラー姿で犬小屋にまたがるスヌーピーは人気が高い。ウッドストックが担当整備兵やレッド・バロンの助手”ピンク・バロン”として、またマーシーがフランス娘役で登場する事もある。
ベトナム戦争の時期、作者は悩んだ挙句このキャラクターによる漫画を一時封印した。
11月11日の復員軍人の日には、作者の友人で漫画家のビル・モールディンの家に行ってルートビアを飲み交わす。
ロイヤル・ガーズメン(Royal Guardsmen)というバンドが1967年に「第一次世界大戦の撃墜王」をモチーフとした「Snoopy vs. Red Baron(暁の空中戦)」という歌を歌い、ビルボードで2位を記録した。この曲がヒットした当時はまだ日本ではスヌーピーの知名度が低く、この曲で初めてスヌーピーの存在を知った洋楽ファンも多かった。
小説家
毎回「暗い(真っ暗な)嵐の夜だった」ではじまる小説を愛用のタイプライターで書き続けているが、毎回出版社からは送り返されている。唯一出版された本もたった1部で絶版。ルーシーからのアドバイスはあまり参考になっていないようだ。
世界的に有名なビーグル・スカウト(the world-famous beagle scout)
ボーイスカウト。隊員たちはウッドストックをはじめとする小鳥たち。ところが小鳥たちは変わり者だらけで、抱えきれないほどおみやげを買ったり、ケーキを持ってきたり、そのケーキを持ってきたハリエットとビルが出かけた先で駆け落ち結婚したり。
世界的に有名な宇宙飛行士(the world-famous astronaut)
月に行った最初のビーグル犬のつもり。本人は本当に月に行ったのだと譲らない。NASAのマスコットになったスヌーピー(のぬいぐるみ)は、1969年にアポロ10号に乗って実際に宇宙に旅立った。そのときの指令船はチャーリーブラウン、月着陸船がスヌーピーと名付けられたことも有名。
世界的に有名な弁護士(the world-famous attorney)
たくさんの訴訟を受け持つ弁護士。黒い帽子を被り、黒い革カバンを引きずっている。ライナスに専門的な知識について問われることも。依頼人はウサギ(おそらく、ピーター・ラビット)や案山子、不思議の国のアリス、赤ずきんなど。名刺には「破産処理、財産管理、事故処理、医療問題、遺言検認、遺言書作成、そして、犬にかまれたときに」と書かれている。
世界的に有名な外人部隊の曹長(the world-famous sergeant-major of the foreign legion)
ウッドストックたちを引き連れジンダーヌフ砦を目指しサハラ砂漠を歩き続けているフランスの外人部隊の曹長。映画「ボー・ジェスト」のパロディー。
独立戦争の世界的に有名な愛国兵士(the world-famous revolutionary war patriot)
独立戦争で、ワシントン将軍の命を受けフォージ渓谷で歩哨に立つ兵士。
世界的に有名なG.I. (the world-famous G.I.)
ノルマンディー上陸作戦に参加しているアメリカ軍の兵士。作者はDデー(6月6日)にはノルマンディー上陸作戦に関連した作品を描き、この出来事を忘れるなというメッセージを送り続けていた。
チェシャ・ビーグル
不思議の国のアリスに登場するチェシャ猫(にやにや笑う口もとを残し姿を消す)と同じトリックができる。口もとだけでなく鼻や耳を残して消えることもできる。
ハゲタカ(volture)
木の上で恐ろしげな顔をして獲物を待ち飛びかかる。同様にヒョウやニシキヘビなどに仮装することなどもある。実は一回だけウッドストックも真似をしたことがあった。
ヘリコプター
耳をプロペラのように回転させ空を飛ぶことができる。パイロットはウッドストック。屋根から降りられなくなったライナスを救助したり、農薬を散布したり。
ブラックジャック・スヌーピー(blackjack snoopy, the world-famous river boat gambler)
世界的に有名な川船賭博師。スヌーピーはトランプの切り方も知らないので腕は定かではないが、ルーシーやリランに大差で勝つこともあるので一応強いらしい。最近の対戦相手は主にリラン。
フラッシュ・ビーグル(flash beagle)
1980年代のフラッシュダンスブームに乗って描かれた。
世界的に有名な外科医(the world-famous surgeon)
ゴルフが趣味の天才(?)外科医。
サンタクロース(santa claus)
クリスマスが近づく度に登場して、ベルを鳴らしてサリーやライナスの願いを聞いたり、寄付を集めたりしている。
イースタービーグル
復活祭にイースターエッグ(美しい絵が描かれた卵)をもってくるウサギのものまね。ウサギのように耳を立て、ぴょんぴょんはね回りながらみんなに卵を配っている。助手はウッドストック。
ビーグル長官(the Head Beagle)
某官庁(どこが辞令を出したのかは作品中でも語られていない)から正式に任じられる。直前には先代長官から学校駐留の特別任務を命じられた事も。のちに長官の激務・各所からの圧力に耐えかねて業務を放り出し罷免。
世界的に有名なゴルフのプロ(the world-famous golf pro)
世界的に有名なテニスプレイヤー(the world-famous tennis player)

